遥かなるコーカサス

DVD「宇宙のデッドライン」。主演があのロバート・クラークで、彼が製作と脚本と監督と主演を務めた「米国怪談・太陽の怪物」ファンとしては観ておきたかった一本。1960年、新型ジェット機のテスト飛行中、疫病に侵された2024年のディストピアにタイムスリップしたロバート・クラークが決死の脱出を試みる。着ぐるみの怪物も宇宙船も円盤も全然まったく登場せず、娯楽性はきっぱり皆無でも、B級エスエフにあるまじき筋の通ったシナリオと、三角形を基調に頑張ってる未来世界のセットで結構見飽きない。オチも頑張っててよし。

 

しかしいまどきDVDでほんまになんでも出るなあ。しかし再見したい筆頭の「エバンス博士の沈黙」がいまだにソフト化されない謎。