ドイツ人と言うドイツ人は片端から殺せ!

スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチ「戦争は女の顔をしていない」読了。なにひとつ同じハナシはないと紹介されながら、どないしても似たようなハナシになってしまって長丁場の中盤、ちょっとだれてしまった。狙撃手ほか漫画版に採用されたエピソードと、巻末にまとまって紹介されるドイツ兵へのいたわりが心に残るけど、後発とは言え同じ作者なら以前読んだ「チェルノブイリの祈り」のほうが面白かった。しかし漫画版は生理のハナシは二人の述懐を上手くまとめてあったりして改めて感心する。

 

WOWOWニセコイ」。実写版のやつ。映画館で予告観てずっと気になってたけどソフトは絶対買いたくなかったタイトルを二年越しに観る。女の子が可愛いだけで絵もハナシも何をやってるのかさっぱりわからん原作と違って予想を上回って面白かった。コスプレをもう少し押さえたらもっと観やすかったキャストもはずれなく、就中目当てだったDAIGOの用心棒も最高で言うことなし。