クラリネット

ガルパンの新章1。今度は桃さんの進学問題で戦車道ってもうええっちゅーねんと言うか、誰ひとり好きになれない自由学園のざる作戦に騙される大洗の一団っていかがなものか。不良グループとの対決シーンも冗長なだけだった。やはりテレビシリーズの完成度は一度きりのもの、文芸の不満は劇場版の時点で既にあったけど、続編は人気アニメの悲しさで、こうなるとビジュアルに全振りするしかないのもいかにも今どきのアニメっぽい。エンディング前の自由学園の校歌だけはよし。

 

コーネリアスが音楽やってると言うのでATXで始まったキャロル&チューズディを観始めたけど、お洒落にもほどがあるビジュアルと、スタッフの誰ひとり苦言を呈さなかったのか不思議でならない旧態依然にもほどがある内容の乖離っぷりが凄い。やっぱり全国の米屋で大評判・渡辺信一郎はただ者ではない(褒めてません)。

 

ATXと言えば何べん観ても面白いアストロガンガーにどこ出典のフィルムなのかしらん、当時以来の次回予告がついててビックリした。ついでに放映中のゴーバリアンも(園田英樹以外は)間違いない面白さで、やっぱりナックのアニメはええのう。スーキャットのインスト版のエンディングもいつか再見したい。