おもちゃの交響曲

オタク終活「怪奇大作戦キチガイ製造機含む全26話。円谷プロの斜陽を反映したラインナップはいずれ劣らず陰鬱でパッとせず、改めて怪奇大作戦は飯島監督の「霧の童話」と実相寺の「京都買います」の斜陽編を撮るためだけにあったシリーズだと思う。ちなみに高校時分、朝日放送で流れた「ウルトラQ」の後番組がこの「怪奇大作戦」で、ウルトラQのが面白かったとぶーたれる友人らに「トクサツ素人のお前らには円谷文芸の精華・怪奇の凄さがワカランのだ!」と豪語したのがいまさらながら恥ずかしい。どう考えても正しいのは彼らだった。今度会ったとき謝っておこう。