自分はいま、地質学の研究をしておるんです!

日本映画専門チャンネル「恋愛ズバリ講座」と「憲兵と幽霊」。初めて観る前者は三部構成のオムニバスで、石井輝男で正攻法の「好色」を押さえて三輪彰で終始、冗談みたいな「吝嗇」が面白かった。ちなみに石川義寛で文太兄いの「弱気」がいちばん凡作だったけど、もとよりエリートの文太兄いのキャラに似合った会社員と、ダスティ・ホフマンの「卒業」を6年も先取りしてるラストシーンは白眉だと思う。1961年。そして久しぶり観る後者は中川信夫が翌年撮るウルトラな大傑作「東海道四谷怪談」のパイロットみたいな映画で、そう考えると脈絡なく蛇や幽霊を登場させた大蔵貢の意向はウルトラに大正解だったと思う。1958年。