この宇宙警備隊隊長ゾフィーを倒せるものなら倒してみろ!

逢坂冬馬「同志少女よ、敵を撃て」読了。本屋で現物見るまで存在を知らんかった一冊。表紙を裏切らず萌え要素満載のうえ始終マンガみたいな展開で実に読みやすかった。しかしその終章、ナンバーワン萌えキャラのママが戦死しなかったのは良かったけど、後日談とヒロインに「戦争は女の顔をしていない」のインタビューの打診がきてリアルとリンクするのは流石に蛇足だったのではないか。

ちなみにこの本を電車で読むのにA5サイズのブックカバーを買って、これでようやく(なぜか文庫にならない)サルトルの嘔吐が読めると喜んでいる。

シンウルトラマンは観てないし観たいとも思わないが(ドクター・フー調)、知人から登場するゾフィがワルモンと聞いて流石に唖然とする。確か庵野は内山センセのさよならウルトラ兄弟をアニメ化してる筈が、一体どういう了見なのか?まさかゼットンを操るスーパーガンに弱い宇宙人のつもりなのか?