サンダーマスクを殺すのか!?

オタク終活「Xボンバー」相棒にDVD借りて放送前特番抜きの全25話。当時、ゴッドマーズとも自然消滅した番組で、全話通して観るのはびっくり今回が初めてだったけど、現行特撮が乏しい時代の宇宙船が放映前の一回しか特集しなかったのも頷けるようなきっぱり出来損ない番組だった。どこからどう見てもカッコ悪い母艦Xボンバーに、トリプルアタッカーが合体したところで終わりのビッグダイエックスと、相も変わらず全編カタルシスの欠片もない藤川桂介の脚本(就中、女幹部を巨大ロボットのパンチですり潰す主人公に、敵の親玉をヒロインが倒すのは唖然とする)に、ほとんど変わり映えがしない冗長な絵面で面白くなる道理もなく、主人公らがナニがやりたかったのかすらワカラン展開をやたら入る総集編がさらに混乱させる。結局、「空中都市008」以来のSF人形劇のファーストインプレッションだけの番組で、高橋章も三上陸男も美術や造形は一流でも監督としては三流以下だったのは、激烈に絵が上手い安彦良和の監督作品が揃いも揃って愚作であるのと同じく、人間やっぱり部をわきまえることが肝要と言うこと。ラミアとブラディマリーのビキニアーマーと、美形すぎる銀河シローの造形がなかったらほんまにヤバい番組だったと思う。しかしカスター大尉が死ぬハナシと、ラミアとハリーが邂逅する前後編だけは別格で出来が良かったのが謎。ついでにシローの声はパイロットの安原義人のが古川のひゃくまんばいいいと思う。

しかし徹底して武装解除を謳っていた郷ひろみそっくりの国王が瞬く間に反撃を命じたり、シローと一緒にいたいとエックスボンバーに乗り込んだはずのラミアが次のシーンでサブロー博士に私も地球のために戦いたい!と訴えるのはサスガはパラジュードンの藤川先生のことだけはある。大笑い。死んでしまえ。