ダイナマイト!

先のGWに一挙放送された戦隊シリーズから、久しぶりにダイナマンを観てみたら、変身からダイナ剣・夢の翼からスーパーダイナマイトから稲妻重力落としまでの畳みかけるような戦いっぷりが最高だった。ダイナマンに限らずなんでこのハナシを選ぶねんとは思ったけど。

ウォーナース

ATXの「魔法少女特殊戦あすか」が終了。最終回までとても面白かった。沖縄決戦なんかさんべんも観てしまった。就中、ちとせが死ななくて本当に良かった。そして中途半端に終わったアニメの続きがヒジョーに気にはなるけど、アニメの2期の是非までは原作読むのを我慢するべきか否。しかし近年の面白いアニメはなぜいつも作画が微妙と言う不文律があるのだろうかと思いながら、その理由は分かっている。分かっているのだ。

フォーンテーヌ(上岡龍太郎調)

去年のスタートゥインクルに続いて、今年もかなり頑張っててよろしいヒーリングっどプリキュアの時間が止まって早ふた月、今日が8話で来週が12話なら、ようやく再来週からシリーズ再開らしいと見て実に喜ばしい。ちなみに今年のイチ押しはなんたってキュアフォンテーヌ。私的に青が一番になるのは実にプリキュア始まって以来の壮挙。ついでにプリキュアがなんでカツラやねんと思ったあなたもワタシも関西人。

 

 

スラングル闘いの記録

ATX亜空大作戦スラングル。まず絵が平均的に悪いと言うか、絵を描くのに必要な自己顕示欲がまったく感じられない。そしてハナシは悪いどころか毎回ナニをやってるんだかすら分からないレベルでジャッジ不能。どんなアニメでもしばらく観てればなにかしらの愛着が湧いてくるもんだけど、それもまったくない。これが本当に面白いつもりならスタッフ全員どうかしてるけど、いちばんワカランのはこんなアニメが平然と1年以上も続いていたことで、もしファンがいたなら一体ナニを目当てに観ていたのか、他意なく聞いてみたい。どうかひとつ。

俺はレッドショルダーだった…(モノローグ)

ATXの「魔法少女特殊戦あすか」がとても面白いと言うとあんな悪趣味な展開に酷い作画で語弊があるかもだけど、でも面白いからいたし方ない。なんたって脚本も演出も真面目に作ってるのがいい。作画も肝心の魔法少女戦だけは頑張ってるぶんあんまり不満はない。と言うワケであんまり凄惨なオチにはしないでいただきたい、どうかひとつ。

 

ATXと言えば(虫プロ版「どろろ」がいちばん好きなアニメの)友人から勧められていた新作の「どろろ」がどう観ても虫プロ版より面白くてこれまたびっくり。こちらは作画も文句なし。展開もむしろ旧作より緩和されてるのがいい。辻真先の戦乱妖怪ヤングな小説版と同じく、本来、重要なキャラのはずの多宝丸の扱いがちゃんとしてるのもいい。同局の「賭けグルイ」も面白かった小林靖子って、もしかしてひょっとすると実はいい脚本家だったりするのか?(井上敏樹がダメなのは555を全部観て知っている)

 

ATXボトムズのウド編。キリコ捕まる~ゴートらの援護で脱出~ふたたびキリコ捕まる~ふたたびゴートらの援護で脱出~またまたキリコ捕まる~またまたゴートらの援護で脱出って、どないやねん。

アストロボー大旋風!

スターチャンネルT-34ナチスが恐れた最強戦車」。ガルパンつながりで観てみる。完成したばかりのT-34をテストを兼ねてウクライナからモスクワまで自走させる、実話ベースにたぶん色々と盛り込んだ珍道中。戦車の映画で砲撃戦がまったくないのはビックリだけど、ソ連郊外の映像がとにかく綺麗で、どこかコミカルな内容も悪くない。設計図が完成していくオープニングと、2台のT-34の砲塔に1と2のナンバーが描いてあるのがカッコよくてよし。音楽もよし。

 

ガルパンと言えば最終章のくじ引きシーンに並んでたおっぱい丸出しみたいなメンバーはいつ出るのか、もう出ないのか、ヒジョーに気になっている。

 

西遊記ベースのヤマトに999のブームのあと、とうとうタイトルにまんま西遊記がやってきた東映チャンネルのスタージンガー。須田先生の作画に東映動画のみなさんが全然まったく追いついてない(谷口守泰がかなり頑張ってる)のはまあ致し方ないけど、とりあえずジャッキー・チェンの吹き替えで役に立った石丸博也の演技も最高なジャン・クーゴがカッコいいので問題ない。当時的にジョーゴに女性人気が集まったらしいのは神ハヤト人気から理解できるつもりでやっぱり理解不能。面長が人気だったのか?

 

タージンガーと言えば当節、海外で玩具の人気が高いみたいで、クイーンコスモス号なんかプラトイにプラモまで高騰してビックリする。とは言えクイーンコスモス号と言えばトラック野郎で文太兄ぃもお子にプレゼントしていたし、往時から結構人気があったのかしらん。

 

そして待望だったスタージンガーに続いて、東映チャンネルはイタリア語のDVDしか出てなくては手も足も出ないサンディベルを放送してくれないもんかしらん。

 

 

 

マスタースイッチオン

オタク終活「スーパーロボット・マッハバロン」。当時もんどり返るほど好きだったマッハバロン。プレッシャーケルンとかシュミットゲーとか、かいつまんで何度も観てるけど、今回、久しぶりに全話通して観ると流石のウエショーで粒がそろってるぶん、ゲストが揃いも揃って変なのと、小杉姉弟が人質になりすぎるのが気になって仕方ない。しかしマッハバロンの奇跡のようなカッコよさはガンさんとハイム中尉の感嘆もさもありなんで、もう既に100回くらいやってるみたいな1話の熟成感もたたごとでない。ちなみに当時、ララーシュタインが逃亡する最終回らしからぬラストに、翌週もマッハバロンを見るつもりでテレビをつけたらヘンなネズミの漫画「ガンバの冒険」が始まってガッカリしたのは余談。

 

東映チャンネル「若い貴族たち・13階段のマキ」。客寄せパンダにもほどがある千葉真一の回想シーンと、ヤクザの誰ひとり飛び道具を使わないのは問題ではないかと思うけど、時間いっぱい飽きさせない、いろんな意味でサービス満点な映画だった。なんたって梶原原作らしい汚れ節の渦中でひとり輝く悦ちゃんの純粋さがいい(社長令嬢との意地の張り合いはどないやねんと思うけど)。チンピラ役で大場・春田・高橋にガイラー将軍まで揃ったJACの皆さんの素顔が楽しめるのもいい。タイガーセブン・南城竜也も実にカッコいい。ついでに悦ちゃんの歌はアクション以上に凄かった。まさに天は二物を与えず。1975年。