2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

オロカモノメ!

中野孝次「清貧の思想」読了。いまさら読んでも面白い1992年のベストセラー。コレクター的に序盤の光悦の茶道具のくだりが実に興味深い。バブル経済を俯瞰した内橋克人の解説も面白い。とは言えバブルが弾けてなお、日本経済がまだまだ持ち直す可能性があっ…

だいじょうぶマイフレンド

村上龍「限りなく透明に近いブルー」読了。モゥなにがなんだかさっぱりわからんかった。と言うか、たったの一語もアタマに入ってこないのはむしろ凄い。やっぱり芥川賞はダメだ。 開高健「夜と陽炎・耳の物語2」も読了。こちらはサントリー時代の序盤がいさ…

ひょっとしてこれマンガンキー

オタク終活「5年3組魔法組」。全41話。シリーズ中盤、助監だった長石多可男の演出回(バトルジャパンのゲスト回)をきっかけに、ようやく軌道に乗るまでのスタッフの迷走ぶりはただことではないけど、辻真先のコメディ特撮として魔女先生の序盤と並んでもっ…

勝てば問題ない

ゴラク以外で唯一読んでる漫画、「ベアゲルター」と「波よ聞いてくれ」の新刊が出てたので買ってくる。沙村美人がいっぱい出てくるだけで嬉しいベアゲルターは、しかし楽しみにしていた忍ちゃん(殺し屋のほう)の出番が4コマしかないとは思わなかった。詐欺だ…

この艦では敵に勝てない

江崎グリコのキャンペーンが懐かしいファミ劇のヤマト2。実に本放送以来だから42年ぶりに全話観てみたら、これがさらば派だった自分でも結構面白くてびっくりした。なかんずく出番が多くて嬉しいアンドロメダの描写、コスモタイガーの奇襲で始まる彗星帝国の…