映画を見るならフランス映画(by甲斐バンド)

今日は「青春残酷物語」と「昆虫大戦争」の川津祐介2連発と、「男と女のいる舗道」とテレスドン好きなら必須の「アルファヴィル」のゴダール2連発。ついでに「戦争を知らない子供たち」の挫折してた映画ばかりのラインナップでアタマヘロヘロになったというハナシ。

 

ギララコンビなら当然の掛け値なしの愚作「昆虫大戦争」は論外として、馴染みのない大島渚の「青春残酷物語」も評判倒れの大概な出来。昨日の「徳川女刑罰史」から一転、カッコいい渡辺文雄とラストの急展開がちょっとよかったくらい。その点、元祖ヌーベルバーグのゴダールはハナシはアレでもおフランスを舞台にした超カッコいい画面とアンナ・カリーナ(男と女のときのマリゲラが最高)だけでなんとか観れるのがいい。そんで「戦争を知らない子供たち」も脚本に大和屋竺が入ってる時点でこれまたナニな映画。さらに今日5本目と言うこともあって地獄耳平こと三上左京の旅芸人と、岡田裕介が2カットだけカメオ出演してたことくらいしか覚えてない。メッセージ性があるからってなんでもかんでも誉めりゃいいってもんじゃないぜ?