プロジェクトソード

スターチャンネルサンダーバード55」。公開前は話題沸騰人気沸騰みたいだったのが公開した途端に全然まったく何も聞かなくなったのも当然みたいな駄作。なんたって本編前にスタッフがこんなに頑張って当時を再現しました!新しく作るほうが楽でした!と自画自賛するのが邦洋問わずアホすぎるが、なるほど操演が相変わらずヘタクソなのも当時のままでそこだけは納得。人形なら当時を再現できるとの主張はきっぱり声優が当時と違う時点でアウト。これなら一緒にやってた「サンダーバードのできるまで」のがひゃくまんばいマシと言うか、この時点で既に当時を再現できてるのはどないやねんと。あと劇場版の吹き替え版は正気を疑うグロテスクな企画で心底うんざりした。

 

そして本懐のテクノボイジャーの未見3本はなんで地上波で流さなかったキャサリン水着回と「脱出!危機のクリュセイス」がかなりハードSFでオチも気が利いていて面白かった。繰り返してテクノボイジャーはアニメの枠内で可能性を模索した数少ない80年代アニメとしてもっと珍重されていいのではないか。