2020-01-01から1年間の記事一覧

先生の宍戸錠!

「お前、あごになんかついてるやん!」「えッ、どこどこ?」「う~ン、マンダム!」がいま何歳ぐらいの人まで通用するかといつも考えてるけど、とりあえず大林監督と言えばノスタルジィの極致「ハウス」の一強で続いて「瞳の中の訪問者」しかありえない。あ…

PYG

欣喜雀躍!衛星劇場で「真理ちゃんとデイト」がスタート!もう死ぬまで観れないと思ってたよ。やっぱり真理ちゃんはええなあ。いまも昔も女性アイドルなんて鼻くそほども興味ないけど、真理ちゃんだけは別格。あとキャロライン洋子。デートの相手は誰にしよ…

ドイツ人と言うドイツ人は片端から殺せ!

スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチ「戦争は女の顔をしていない」読了。なにひとつ同じハナシはないと紹介されながら、どないしても似たようなハナシになってしまって長丁場の中盤、ちょっとだれてしまった。狙撃手ほか漫画版に採用されたエピソードと、巻…

泰山の安きに置けない

波よ聞いてくれのアニメを観てみたが、いくら沙村センセと言っても原作よりアニメのが絵のがヘタクソって問題ではないか。あえて見どころはエンディングの沙村絵ぐらいみたいな。そして田中信夫のディオくらいはまり役だったミナレの声優さんひとりが頑張っ…

ひらけ!ポンキッキ

もらいもんの「銀河乞食軍団」読了。もらいもんで悪いがぬえの加藤氏のイラストがカッコいい本編より、あとがきの野田大元帥VS宇宙からのメッセージのがひゃくばい面白かった。しかしエスエフ小説って邦洋問わず、なんでこんなに当たりが少ないのかと読むた…

その名を輝かしめよ!

とっくに処分したと思ってた「宇宙の戦士」の矢野徹訳版があらぬところから見つかったので読んでみた。やっぱり近年の新訳より上品にまとまっていて、断然面白い。巻末の各書評にぬえの加藤氏の口絵と本文イラストも言うことなし。

コスモハウンド

当時もほとんど見てなかった宇宙戦艦ヤマトⅢをファミ劇でうっかり全部観てしまった。しかも思ってたひゃくまんばいくらい面白かったのでびっくり。デスラー全然ええとこなかったし、どう見てもキャラ表を見てないトミーの絵はどないやねんだったけど、1980年…

んーんーんんんー

オタク終活「少年探偵団」。全26話。戸川昌子がタイトルを書いてるBD7のほう。全話通して観るのは本放送と小学生の夏休みの再放送以来。いま観ると前後編とワンパターンの恋愛要素を強行した長坂先生の立ち上げは大失敗で、ウエショーの参入と1話完結になっ…

君、プーシキンを読んだことがある?

開高健「歩く影たち」「ロマネ・コンティ1935年」読了。どちらも短編集。読み終わってから三篇ダブっていたことに気がついたのは我ながら間抜けなハナシ。陰のある美しい筆致は両者とも劣らずながら、前者が戦場のハナシばかりなぶん、まだしも平和的な後者…

オロカモノメ!

中野孝次「清貧の思想」読了。いまさら読んでも面白い1992年のベストセラー。コレクター的に序盤の光悦の茶道具のくだりが実に興味深い。バブル経済を俯瞰した内橋克人の解説も面白い。とは言えバブルが弾けてなお、日本経済がまだまだ持ち直す可能性があっ…

だいじょうぶマイフレンド

村上龍「限りなく透明に近いブルー」読了。モゥなにがなんだかさっぱりわからんかった。と言うか、たったの一語もアタマに入ってこないのはむしろ凄い。やっぱり芥川賞はダメだ。 開高健「夜と陽炎・耳の物語2」も読了。こちらはサントリー時代の序盤がいさ…

ひょっとしてこれマンガンキー

オタク終活「5年3組魔法組」。全41話。シリーズ中盤、助監だった長石多可男の演出回(バトルジャパンのゲスト回)をきっかけに、ようやく軌道に乗るまでのスタッフの迷走ぶりはただことではないけど、辻真先のコメディ特撮として魔女先生の序盤と並んでもっ…

勝てば問題ない

ゴラク以外で唯一読んでる漫画、「ベアゲルター」と「波よ聞いてくれ」の新刊が出てたので買ってくる。沙村美人がいっぱい出てくるだけで嬉しいベアゲルターは、しかし楽しみにしていた忍ちゃん(殺し屋のほう)の出番が4コマしかないとは思わなかった。詐欺だ…

この艦では敵に勝てない

江崎グリコのキャンペーンが懐かしいファミ劇のヤマト2。実に本放送以来だから42年ぶりに全話観てみたら、これがさらば派だった自分でも結構面白くてびっくりした。なかんずく出番が多くて嬉しいアンドロメダの描写、コスモタイガーの奇襲で始まる彗星帝国の…